自分はかつて税理士事務所に勤務していたので、記帳代行の作業も数多くやってきました。
当時はPCにインストールするタイプの会計ソフトを利用していたので、
- 領収書を日付順にA4用紙に貼付けた後に会計ソフトに入力。
- 通帳のコピーを預り、口座の入出金を入力。
- クレジットカードの引落しがあれば、その明細をもとに振替伝票で全部入力。
- 発行した請求書をもとに「売掛金」を計上。
- 給与の支払いがあれば、社会保険料や源泉所得税など、それぞれ手入力。etc…
1か月分の記帳だけでも、会社規模によってはかなりの時間が掛かりました。
しかし、freeeをはじめ、クラウド会計ソフトが開発されて以降、記帳作業は一変しました。
一言でいうと、
「めっちゃ楽になった!」(^∀^)満面の笑み
クラウド会計ソフトを利用するメリット
従来のインストール型の会計ソフトと、クラウド会計ソフトとでは比べものにならないくらい。
例えば、どんなメリットがあるかというと、
- 記帳に掛ける時間が大幅に短縮できる
- 経理を効率化できた分、より重要なことに時間を使える
- リアルタイムで経営状態やキャッシュフローが分かる
- 経理事務員を減らせるぐらい機能的だからコストカットできる
- コンピュータがするので、人間が作業するよりミスが少ない etc…
正直良いことづくめで、会計ソフトの買い替えを検討している人や、新規に事業を始められる方には、まずもってクラウド会計ソフトを利用することをオススメしたい。
クラウド会計ソフトの種類
2018年現在で、有名なクラウド会計ソフトは、以下の3つです。
税理士事務所に勤務していた時は、どのクラウド会計ソフトを使うかは、事務所内でも意見というか派閥がありましたね。(ちなみに自分はfreee派閥でした)正直なところ事務所内では「freee」か「MFクラウド」の2択という状態でした。
残念ながら後発組の弥生会計オンラインは操作性がいまいちで、ちょっと使いにくいという印象が。ただ、インストール型の会計ソフトでは「弥生会計」や「やよいの青色申告」は断トツで使いやすいと思っています。
さて、話を戻して「freee」か「MFクラウド」についてですが、本音ではそれぞれ使いやすい方を選べば良いと思っています。ぶっちゃけ相性というのがあると思うので。
freee
「freee」は従来の記帳概念を良い意味で壊してくれていて、簿記や経理の知識や経験が無い方でも扱いやすいと思います。それに従来の会計ソフトにはない「タグ」という革新的な機能がついているのも特長です。タグ等の各機能ついてはまた別に記事にしたいと思います。
MFクラウド
簿記の知識がある方や、経理経験者、弥生会計を使ったことがある方だと「MFクラウド」の方が相性良いのかなと思います。「借方・貸方」の概念や「補助科目」等もあって、スムーズに馴染めると思います。
会計ソフトについてのまとめ
- 会計ソフトは「インストール型」より「クラウド型」でする方が圧倒的にメリットがある
- クラウド会計ソフトは「freee(フリー)」もしくは「MFクラウド」がオススメ