前記事「元税理士事務所職員がオススメする会計ソフトはこれだ!!」に記載しましたが、これからの会計ソフトはインストール型ではなく、クラウド型を強くオススメします。
クラウド会計が開発される前の経理事情
従来の会計ソフトはパソコンにインストールするタイプしかなくて、他のソフトやアプリと同期して、情報を自動取得する機能がありませんでした。大企業であれば経理を自動化するソフトを開発できてるのかもしれません、またそれに見合うメリットもあるでしょう。しかし、中小企業では開発に費やす予算はもちろんありませんし、受ける恩恵も少しばかりです。経理そのものは売上増につながりませんから、他のことに投資したくなるのは当然です。
経理事務員の給料や時間をより重要なことに投資できる
クラウド会計ソフトによって、経理業務は一層効率化されて、経理事務員を減らせるぐらいの機能性があります。経理事務員の人件費を仮に月150,000円で社会保険加入としたら、年間ざっくり2,000,000円ぐらいのコストが掛かっています。これを減らせるのであれば、クラウド会計ソフトの利用料なんて、めちゃくちゃ安い!!だって年間10,000~20,000円ぐらいですから。(プランによって料金が異なります。)
経理を伝票などの紙でしていた時代から、パソコンが普及しExcelや会計ソフトに移り変わった時にも経理事務員の数は約100万人減ったと云われていますが、クラウド会計の普及によってさらに減っていくのは当然のことと思います。経営者の視点に立てば、従業員が今まで経理に掛けていた時間を、より生産性のあることに使えるわけですから、クラウド会計を使わない理由がないです。
クラウド会計を使った場合の金銭面や投資面のまとめ
- クラウド会計で経理事務員の人件費を削減できる
- クラウド会計の料金は年間約10,000~20,000円
- より生産的な業務に従業員を活用できる