クラウド会計の機能は従来の会計ソフトと比較して圧倒的に経理業務を効率化する

経理・税金

クラウド会計の普及により、経理業務はもちろん、会計事務所の仕事は圧倒的に効率化されるようになりました。

当記事では、クラウド会計が従来の会計ソフトと比較して、経理業務を効率化できる理由と機能をご紹介します。自身で経理をされている事業主の方はもちろん、家族や従業員が経理に掛けている時間を減らして、より重要なことに時間を活用できるようになります

銀行口座の入出金を自動取得

ネットバンクとクラウド会計が同期して、自動で口座の明細を取得できます。この機能で「日付」「入出金額」「摘要」を自動取得してくるので、あとは『勘定科目を選ぶだけ!』で済みます。(マジ楽ちん♪♪)

従来の会計ソフトでは、明細の数だけ「日付・金額・摘要・勘定科目」の4つを手入力していました。銀行取引が多い企業では、1ヶ月分の取引だけで通帳一冊が埋まってしまうこともあったので、この機能でかなり効率的に仕訳を登録できます。

クレジットカードの利用明細取得

事業用にクレジットカードを使っているなら、その明細もクラウド会計と同期することで、自動取得できます。銀行口座と同様に「勘定科目を選ぶだけ!」なので、これまた効率的に仕訳を登録できます。

Amazonや楽天市場などのネット通販サイトのアカウントと同期

数多くの方がAmazonや楽天市場などのネット通販サイトを利用されていますよね。この通販サイトのアカウントとクラウド会計を同期することで、購入履歴を自動取得できます。言わずもがな「勘定科目を選ぶだけ!」です。

AI(人工知能)が「勘定科目を選ぶだけ!」さえ不要にしてくれる!!

クラウド会計のすごい機能はコレです。上記の「銀行口座」や「クレジットカード」、「通販サイト」などで、毎月出てくる同じパターンの取引は、AIが学習してくれて、勘定科目を推測して提案してくれます。freeeであれば「自動登録ルール」で「取引を登録する」を選択すれば、もう自動で仕訳を登録してくれますので、勘定科目を選ぶ必要さえない!。(サイコー♪♪)

クラウドだから複数人同時アクセスで経理業務ができる

規模が大きくなれば、担当がそれぞれ分かれて経理業務をしていくことがあります。その場合、同時にアクセスして作業ができるので効率的に業務を進めれます。また、税理士等のfreee認定アドバイザーによるチェックもクラウド上で行えますので、よりスピーディーに経理業務が進みます。

また、経営者等をユーザーに追加しておけば、今まで紙で提出していた試算表をプリントアウトする必要が無くなります。いつでもどこでも(銀行や取引先でも)、会社の経営状態をクラウド上で確認できるのでオススメです。ちなみに、クラウド会計はネット環境さえあれば大丈夫なので、パソコンのOS(WindowsやMac)を選びません。例えば、弥生会計ソフトはWindowsでしか使えないのでMacユーザーは別途Windows機を購入する必要がありました。

※従来の会計ソフトの中にも、同時に経理業務が出来るソフト(弥生会計プロフェッショナル等)はありますが、その機能が付いたグレードのソフトは値段が高いのが難点です。

クラウド会計が経理業務を効率的にする機能のまとめ

  • 銀行口座の入出金の明細取得
  • クレジットカードの利用明細取得
  • Amazonや楽天等の購入履歴取得
  • AI(人工知能)による仕訳の推測及び自動登録
  • 複数人同時アクセスで経理作業が可能

これらの機能で経理が圧倒的に効率化でき、無駄な人件費を掛けずにすみます。他の重要なことに人的資源を投入できるので、より生産性を上げることが出来るはずです(^^)